江戸川区 西葛西 おがはら循環器・内科 花粉症 女性医師

花粉症について

2017年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予測(東京都ホームページより抜粋・変更)

東京都では、花粉症の予防や治療を適切に行うことができるよう、飛散花粉数の観測を行うとともに、観測結果などに基づき、花粉飛散予測を実施しています。平成29年1月19日、東京都花粉症対策検討委員会が開催され、都内における平成29年春のスギ・ヒノキ花粉に関する飛散予測の検討が行われました。


  1. 飛散開始日の予測
    2月15日から18日ごろとされ、例年並みとなる見込み
    ※例年(過去10年平均)は2月16日ごろ
  2. 飛散花粉の総数の予測
    昨春と同程度となる見込み
    (昨春と比べ、都平均で0.7~1.0倍となる見込み)
  3. 飛散花粉の多い日の予測
    飛散花粉数が「多い」に分類される1日あたり30個/平方センチメートル以上飛散する日数は、都内平均で28日程度となる見込み
    ※例年(過去10年平均)は30日程度

花粉症とは?

空気中に飛び散っている(特定の)花粉を吸い込んで起こるアレルギー症状を、総じて「花粉症」といいます。
2月~4月、5月がピークのスギ花粉やヒノキ花粉に限らず、その他特定の花粉が飛ぶ季節になると、くしゃみ、鼻づまり、水のような鼻水が出る、目がかゆくなる、頭がぼーっとする、だるい、などの症状が現れることがあります。
また、皮膚がかゆくなる、のどがイガイガするなどの症状が出てくることもあります。

花粉症と風邪の違い

花粉症の症状は風邪と似ているため、間違えられることがありますが、花粉症と風邪の違いは大きく分けて6つあります。

花粉症 風邪
1.熱 発熱を伴う場合は少ない 発熱を伴う場合が多い
2.鼻水 無色で粘りのない鼻水が出てくる 日が経つと
黄色で粘りのある鼻水が出てくる
3.目 ほとんどの場合、かゆみを伴う かゆみはほとんど伴わない
4.期間 長期にわたり体調が改善されない 1週間程度の短期間で完治する
5.天候 晴れた日や風の強い日、
雨が降った翌日に症状が悪化
天候による影響はない
6.体質 本人や家族が
アレルギー体質であることが多い
体質はほとんど関係ない

目のまわりが腫れてあつく感じたり、くしゃみが連続して出たりする場合は花粉症の可能性が高いと考えられます。
花粉症かな?と思ったら、我慢せずに医療機関を受診してご相談ください。
アレルギーの薬は、効き目がでるまでに約2~4週間かかります。
そのため花粉が飛び散る時期より少し前(スギ花粉の場合1月末頃まで)に早期受診し、継続治療を行うと花粉症の症状が比較的楽になります。